いじめゼロを目指して

「いじめ防止対策基本法案(仮称)」が定義する「いじめ」

2012年の年末は、民主党→自民党への政権奪回で日本中が湧きましたね。
「どうしても自民党に日本を任せたい!」というよりは、
「民主党よりはマシだし…」
という控え目な理由で投票した方も多かったかもしれません。

 

しかし、政権奪回早々に、
いじめへの対応策を優先して検討している自民党に対して、
期待する声が多いのもまた事実です。
2013年1月現在では、また「骨子案」の段階ですが、
自民党は「いじめ防止対策基本法案」
通常国会への提出を目指しているようです。

 

この骨子案は、自民党の教育再生実行本部が
遠藤利明本部長の責任の元で作成したもの。
その中で、“いじめ”は、

 

「児童または生徒に対して一定の人的関係にある者が行う
心理的、物理的な攻撃であって、
攻撃を受けた児童らが心身の苦痛を感じているもの」

 

…と定義されています。

 

具体的には、暴力のような直接的な行為のみならず、
仲間外れや陰口、ネットを使った中傷や悪口も“いじめ”に含まれます。
jimin

 

「ネット中傷も“いじめ”の一つだ」
と明確に言及したことが印象的ですね。

 

法案に盛り込まれた対応策

自民党の法案では、学校に対しても
いじめ問題に対して積極的に取り組むように求められています。

 

具体的には…

 

★いじめによって児童らの生命、身体、財産に重大な損害が生じた疑いがある
→学校に第三者機関を設置して調査するよう規定した

 

★暴力など法に触れる行為によって児童らの安全が脅かされている場合
→学校側は直ちに警察に通報しなければならないと明記した

 

★いじめ行為を行った児童らに、教育上、懲戒が必要だと認められる場合
→学校長、教員が「学校教育法」に基づいて懲戒を加えるよう規定した

 

 

筆者としては、3つめの「加害者への懲戒」が印象的でした。
加害者への懲罰については、学校によっても対応がまちまちのようでしたので。
(公立校は緩く、私立校は厳しいなど)
政府がビシッと規定してくれれば、
現場の先生たちも対応しやすくなるのではないでしょうか。

 

具体的には、罰として掃除を課したり、
必要に応じて出席停止の措置が取られる場合もあるようです。

安部首相だからこそ期待したいこと

自民党主導で推進しているこうしたいじめ対策は、
今現在いじめ行為を行っている児童や生徒に対する“牽制”にもなり得るでしょう。
そういった意味でも、政府、教育現場ともに
この“熱”をいつまでも失わずに保ち続けて欲しいものです。

 

安部首相が再び首相の座に就いたことに対しては賛否両論あるようですが、
筆者としては、その勇気を高く評価しています。

 

日本には、どこか
「一度失敗した人は、もう立ち上がれない」
「人生はやり直せない」
…と、2度目のチャレンジを躊躇する、タブー視する風潮があるように感じます。

 

そういう雰囲気は、子供にも伝わるもの。
「いじめられっ子は、ずっとやられっぱなし」
「負け組は負け組のまま」
そう言って、戦いを挑むべき課題から逃げている子供も多いようです。

 

安部首相の再任は、
そういう日本に新しい風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。
志なかばで、あんな情けない形で首相の座を降りた人が、
もう一度この重責を引きうける覚悟を決めるというのは、
相当の芯の強さが必要だと思います。

 

バッシング覚悟であえてもう一度名乗りを上げた安部首相は、
人生を諦めかけている多くの人に勇気を与えてくれるのではないかと
筆者は密かに期待を寄せています。

 

安部首相!
「失敗しても、もう一度やり直せば良いのだ」
と証明してください!

 

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