いじめゼロを目指して

電話相談を利用しよう

執拗ないじめ行為を受け続けていれば、やがて、
「もう学校には行きたくない」
と思うタイミングが出てくるでしょう。
2011年の文科省の調査によれば、全国で2,000人を超える児童や生徒たちが
いじめを理由に不登校に陥っています。

 

勉強が嫌いなわけではない、部活も本当は続けたい。
でも、いじめがある限り、学校には行きたくない…。

 

自分には非がないわけですから、なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか
周りの人間や自分の運命を恨めしく思うこともあるでしょう。
親にも、学校の先生にも会いたくないと思うほど心が閉じてしまうこともあると思います。

 

「このまま不登校になってしまったらどうしよう…」
そんな不安感から眠れなくなってしまったら、
「24時間いじめ相談ダイヤル」に相談しましょう。

 

この番号は、いじめ被害に悩む児童生徒のための緊急相談機関。
いわば、緊急の避難場所です。
24時間、全国どこでも、「0570−0−78310(なやみいおう)」に電話をかければ、
最寄りの教育相談所や教育センターといった
相談機関につながる仕組みになっています。

 

電話をかけたことを誰かに知られることはありませんし、
秘密はしっかり守ってもらえますので、安心して悩みを打ち明けられると思います。

 

カウンセリングのススメ

悩みが深ければ深いほど、身近な人にはなかなか相談できなかったりするものです。

 

しかし、誰かに聞いてもらうことで気持ちがすっきりしたり、
どうすれば良いのか解決策が見えてきたりすることもありますよね。

 

そこで、選択肢の一つとして有効なのが、「カウンセリング」を受けることです。
カウンセリングとは、いわゆる「精神的な病を治療すること」とは異なります。
あくまでも、相談者の悩みや問題に対して“サポートする”のがカウンセリング。
カウンセラーは、相談者を否定したりお説教をしたりすることはありませんし、
相談者の秘密は絶対に守ってくれます(そういう義務があるのです)

 

いじめで不登校になり、「親とも教師とも話したくない」という生徒でも、
学校のスクールカウンセラーには心を許せているというケースも少なくありません。
担任に対して言いたかったことをカウンセラーに代弁してもらったという生徒もいます。

 

もしもあなたが今、いじめが原因で不登校になり、
誰にも気持ちを打ち明けられずに苦しい思いをしているのなら、
カウンセラーには本当の気持ちを話してみませんか?

 

カウンセリングを受けたからといって、
「心が病んでいる」とか「心が弱い」といったことにはなりません。
ただ、自分の気持ちの整理をつけるために
カウンセリングをうまく利用すれば良いのです。

 

カウンセラーと一緒に“心の荷物”を少し、軽くしませんか?

他にもある!学校以外に相談できる場所

いじめを解決する上で、「もはや学校は頼りにならない」と判断した場合は、
次のような相談機関に助けを求めることも可能です。

 

不登校になり、学校との関係もギクシャクしているようなら、
いっそ外部機関にSOSしてみましょう。

 

★教育相談所
いじめ被害に遭っている児童生徒本人、保護者、教職員の全ての立場から
相談を受け付けてくれる相談機関です。
来所対応以外にも、電話やメールでも随時相談を受け付けています。
インターネットで、「○○県 教育相談所」で検索してみましょう。

 

★児童相談所
児童福祉法に基づいて各都道府県と政令指定都市に
1か所ずつ設置されている相談機関です。
精神衛生の知識を持った医師や、児童福祉士、児童心理司など、
心理のプロが常駐しており、様々な相談に応じてくれます。
インターネットで、「○○県 児童相談所」で検索してみましょう。

 

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