いじめゼロを目指して

心の支えが一人でもいれば…

いじめに遭っている時は、自分以外の誰もかれもが「敵」みたいに思えるもの。

 

「コイツも、結局はいじめ集団の仲間なんじゃないか」
「優しいフリして、本当は自分をはめようとしているだけなんじゃないか」

 

…と、疑心暗鬼になってしまうものです。

 

そんな時、幼い頃から付き合いのある幼なじみは、心の救いになるハズ。
筆者も、小学校の一時期、同じクラスの女子に無視をされていた時期がありましたが、
幼なじみだけはいつもと変わらず普通に接してくれました。
(もっとも、その子は他のクラスだったので、
実害がなかったからなのかもしれませんが)

 

いじめられている時は、変に同情されたり
哀れな目で見られたりすると余計に辛くなるものですが、
私の幼なじみはいたっていつもと変わらなかったですね(笑)。
単に鈍感な子だったのかもしれませんが、
あの当時の私にとっては本当に救いになりました。

 

そういう心の支えが一人でもいれば、人は辛くても頑張れるものなのです。
もし、あなたの大切な幼なじみがいじめに遭っているのなら、
せめてあなただけはその子の味方になってあげられないでしょうか。

 

もちろん、それをおおっぴらにやってしまえば、
今度はあなたがターゲットになってしまうかもしれません。
それは、いじめられている幼なじみだってよく分かっています。

 

それなら、せめて家に帰った後や休みの日だけでも、
いつも通りに接してあげて欲しい。
それだけでも、その子の気持ちはいくらか救われると思いますよ。

見守るのも友情?

こんな言い方をすると「キレイごとを並べやがって」と反発もあるかもしれませんが、
いじめを受けている人は、人として強くなるチャンスを与えられた特別な存在です。

 

被害に遭っている間はもちろん苦しいですし、悲しいですし、
死んでしまいたいと何度も思ってしまうかもしれません。
しかし、自分が“痛み”を知らなければ、人の“痛み”も分かりません。
いじめを受けている人は、その“痛み”を知るための訓練をしているようなものです。
人の “痛み”を知っている人は、本当の意味で優しいですし、強いです。

 

さて、もしあなたの幼なじみがいじめに遭っていて、
その子があなたのことも避けるようになってしまったとしたら?

 

それは今、その子が必死に戦っている証拠。
自分に近づいてくる全ての人を信じられなくなっているのかもしれませんし、
「自分と話すと○○にも迷惑がかかる」と、
あなたを気遣っているのかもしれません。

 

いずれにしても、人に頼りたい、助けを求めたい気持ちを必死に押さえて
一人で戦っているのです。

 

いじめられることの痛みを知ってしまったが故に、
あなたに同じ思いをさせたくないと思って避けているのかもしれません。

 

そんな時は、無理に相手の心をこじ開けようとせず、
見守ってあげるのも幼なじみとしての友情の在り方かもしれません。

 

そして、相手が自分を頼ってきたら、いつでも味方になってあげることです。
変に同情したり、憐れんだりせず、あくまでもいつも通りのスタンスで接しましょう。
それが、その子にとっての救いになることもあります。

 

幼なじみが応えてくれなくても、「おはよう」「バイバイ」は言いましょう。

 

信じていた人に裏切られるショック

学校でいじめに遭っている時、
幼なじみがいつも変わらない様子で声をかけてくれるだけでも、
心がスッと軽くなったりするものです。

 

しかし、場合によっては、幼なじみがいじめの加害者になることもあります。

 

子供の頃からお互いのことをよく知りつくしている“幼なじみ”という存在は、
距離が近い分、嫌な部分も余分に見えてしまうもの。
ライバル心や嫉妬心を抱くことも多い対象です。
こうした感情が種になっていじめに発展することも珍しいことではないでしょう。

 

しかし、付き合いが長ければ長いほど、裏切られた時のショックも大きいもの。
「どうして○○が?」「なんでこうなっちゃったの?」
…と、なかなか納得できないと思います。

 

そもそも、一番近い幼なじみという存在をターゲットにするということは、
それだけ相手があなたを意識しているという証拠。
その時は分からないかもしれませんが、
あなたを嫌いになったとか、憎んでいるとか、
必ずしもそういうことではないのです。

 

そういう時は、幼なじみとは完全に距離を置いて、
他に付き合える友達を選ぶことです。

 

どんな嫌がらせをされても、
「あんたなんかもう知らないよーだ」
という姿勢を貫いていると、相手はだんだん寂しくなってくるハズです(笑)。
あなたが傷ついているのを見たいだけかもしれないので。
幼なじみなら、なおさらです。

 

家が近い分、親の目もあるので
いじめ行為もそこまでエスカレートできないでしょうし、
「○○は、もう、しょうがないな〜」と、
寛大なココロで構えてみてはいかがでしょうか。

関連ページ