いじめゼロを目指して

しょこたんがブログで語ったこと

“しょこたん”こと、中川翔子さんといえば、
バラエティー、歌、モデル業…とマルチに活躍する
才能あふれる女性というイメージ。
明るいキャラクターも人気ですから、
「いじめ」とは無縁のように思えてしまいます。

しかし、そんな中川翔子さんも、
過去にはいじめ被害者の経験があるのだとか。

「遊びだったというなら同じ目にあってみろと言いたい」
…などと、結構過激なコメントを自身の公式ブログで紹介しています。

いじめについての記述があったのは、2012年7月17日の書き込み。
いじめ事件について野田首相がコメントしたことを受け、
「報道、追及どんどんしてほしい」と語っています。

筆者が特に共鳴したのは、次の言葉。

「生徒の声を聞かずにいじめはなかっただの遊びだっただの、
恥を知ってほしい

あらゆることで 死人にくちなし
加害者の人権ばかりが優先されるけど
被害者は人権を踏みにじられて、命までなくしてしまった、
された側は一生忘れないこと。

いじめなんて言葉におさまりきらない事柄がたくさん隠されようとした問題、
徹底的に追及し、ありのままの真実をとにかく明らかにしてほしい」

…確かに、いじめによる自殺問題が発生すると、いつも感じるのが、
「結局は“死人に口なし”か…」ということ。
命を落としてから世論が騒いでも、正直、もう遅いわけで。

このような事件の背景には、いじめの事実を誰にも言えず
一人で苦しみ続けている子供たちがたくさんいることを
私たちはもっと真剣に考えなければならないんですよね。

しょこたんの過去

「そんなやつらのせいで死ぬという選択だけはしないでほしい」

 

…ブログで語ったしょこたんの言葉が、
どれだけのいじめ被害者に伝わっているかは分かりません。

 

でも、どうか、自分の未来を信じる勇気を持って欲しい。
「人生、苦しいことの後には幸せなことが待っている」なんて言っても、
10代ではまだそのことを実感できないと思います。

 

「そんなの、待てないよ」
「信じられないよ」
「この先の未来も同じだよ」
そんな風に、自分の未来を否定的にしか捉えられないとしても、
それも無理もないでしょう。

 

しかし、30代まで生きてきた筆者の経験から言わせてもらうなら、
人生、100%悪いことばかりということは絶対にありません。
辛い人生の中にも、必ず嬉しいことはあります。
「ない」と言う人は、それを見つけられていないだけです。

 

実際、今は輝いている中川翔子さんだって、
過去にはいじめの被害に遭っているんですよ。
しかも、若くして大事なお父様も亡くされています。

 

中学時代には、「絵なんか描いてんじゃねえよ、きもいな!」と言われたり、
休み時間に1人でいることを悟られないよう、
ロッカーで教科書を入れ替えて忙しいふりをしていたり…と、
現在のしょこたんからは想像できないような寂しい過去を持っているのです。

 

しかし、しょこたんは言っています。

 

「ネガティブな日もポジティブな日も、未来につながると分かった。
(イジメは)一生忘れないが、好きなことをして何が悪いと今は思う」
一生はその毎日しかないので、好きなことをしていきたい」

 

…と。
この言葉の中には、迷い・悩みながら生きてきたからこそ得られた
“生きる力”のようなものが感じられます。

 

今は、いじめられてウジウジしている自分が嫌いかもしれません。
でも、その“ウジウジ”は、あなたの人生にとって必ず財産になりますよ。

しょこたんを支えた母

いじめに遭っていても、
なかなか親には本当のことを打ち明けられないものですよね。
いじめられていることを認めるのは悔しいですし、
親に余計な心配をかけたくない、大ごとにされたくないという気持ちもあるでしょう。

 

しかし、中川翔子さんの場合は、
いじめに遭っていた当時はお母様が心強い味方になってくれたようです。

 

いじめ、不登校、引きこもり…
毎日暴れて自分を追い詰めていく娘に、
お母様も絶望的な気持ちになったそうです。
泣き疲れて眠ってしまったしょこたんを抱きしめながら、
亡くなった旦那様に心の中で助けを求めた夜もあったとか。

 

それでも、「笑顔になれる日が必ず来る」と信じて、
二人三脚で辛い時代を乗り越えてきた…
と、某バラエティ番組で語っていました。

 

今、しょこたんが自分の居場所を見つけて輝いていられるのは、
辛いいじめ時代を一緒に乗り越えてくれたお母様の存在も大きいようですね。

 

この番組で印象的だったのは、中川翔子さんママが、
「娘でありながら、そんな貴方をママは心から尊敬しています」
…と語っていたこと。

 

身内であろうが、「スゴイな」と思えるところは評価して、
「尊敬している」と言葉にできる関係って素敵ですね。

 

家族に対しても、一人の“人間”として一対一で真摯に向き合う。
その姿勢が、いじめ対策には必要なのではないかと、感じました。

 

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