いじめゼロを目指して

誰にでも“大切なもの”はある

どんなに周りから恐れられている人にも、弱点は必ずあるものです。

 

そして、その弱点が“大切なもの”であるケースも多いもの。
家族、恋人、ペット、友達…。
この“大切なもの”を握って相手を意のままに操ってしまおうというのも、
賢い戦略の一つ。

 

大切なものの命を握られてしまっては、相手も思うように手出しできませんからね。
犯罪で“人質”をとるケースが多いのも、実は戦略の一つなのです。

 

『孫子』にも、この戦略に関連した次のような記述があります。

 

「相手の機先を制して“敵が大切にしているもの”を奪えば、
彼らはこちらの思い通りになるだろう。
敵の配備が終わらないスキを突いて、思いもよらない方法を使い、
思いもよらない所を攻撃するべし」

 

この戦略は、いじめ攻略にも応用することができるでしょう。
すなわち、いじめ加害者が大切にしているものを掌握することによって
相手が思うようにこちらに手出しできない状況を作り出せば良いのです。

 

例えば、敵が密かに思いを寄せている異性を味方につけるという手があります。
誰だって、好きな相手には良く思われたいもの。
卑劣な弱い者いじめをしているなんて知られたくないハズです。

 

味方につけるのが難しいようなら、加害者がいじめ首謀者であるということが
意中の相手の耳に入るように仕向けるという手もあります。
相手が見ている前でいじめ行為を行うように仕組むというのが手っ取り早いでしょう。

 

他には、ちょっと汚いやり方ですが、
敵の家族の弱みを握って、それをネタにして、逆に相手を脅すとか…。
(これをやってしまうと、どっちもどっちになってしまうのであまりおススメはできません)

ある意味、勉強になる北朝鮮の手口

相手の大切なものを握って、自分のわがままを通す。

 

この戦略を実践しているのが、北朝鮮です。
わがままいっぱい、やりたい放題の北朝鮮に対して日本が強気に出られないのは、
やはり拉致被害者たちの存在を握られているからでしょう。
日本の出方次第では、拉致被害者の方々の命が危険にさらされる可能性もあります。

 

日本政府が北朝鮮のご機嫌を窺っているような節があるのは、
被害者の方々の命が日本にとって“大切なもの”だからです。
大切なものを握られているために、何か理不尽な出来事があっても
北朝鮮に対して強硬な手段には出られないわけです。

 

決して誉められるようなことではありませんが、
北朝鮮のこうした手口は、ある意味では勉強になりますよね…。

 

いじめを攻略する上でも、北朝鮮のように相手の大切なものを握ってしまえば、
相手ももうあなたをいじめることはできなくなるかもしれません。

弱みを握って意のままに操る

戦いに勝つために必要不可欠なのは、決して実力や努力ではありません。
状況を的確に読み取る冷静さ
システマチックに戦に当たることができる判断力こそ、
勝利をつかむために欠かせないエッセンスだと言えるでしょう。

 

では、どうすれば冷静に戦に当たれるのか?
それには、自軍そして相手軍の弱点を把握しておくことが大切です。

 

いじめ問題について考えてみれば、
なぜ、自分はいじめのターゲットにされているのか、
まずは自分自身の弱点(弱み)を客観的に分析してみるべきでしょう。

 

ターゲットにされるような何らかの“弱点”があるからこそ、
敵はそこにつけこんでくるわけです。
逆に、相手(敵)の“弱み”を握ることも有効な戦略の一つでしょう。

 

敵にとって大切なものは何か、
敵が触れられたくないと思っているコンプレックスはどんなことなのか、
いじめ集団の“ひずみ”はどんな部分に表れているのか、
派閥はあるのか、ないのか、
リーダーはグループ内で支持されているのかいないのか…。

 

弱みさえ握ることができれば、あとはこっちのもの。
怖いと思っていた敵も、かわいいとさえ思えてくることでしょう(笑)。

 

 

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