いじめゼロを目指して

いじめられているあなたへ

仲の良かった友達に、突然無視されるようになった。
靴や教科書がなくなった。
クラスメイトたちのからかいがエスカレートしている…。

 

「もしかしたら自分はいじめられているんだろうか」
そう感じた時の不安感や孤独感は、体験した人でなければ分からないでしょう。
誰にも相談できず、自分の“ココロ”をどういう方向に持っていけば良いのか、
一人で戸惑っている人も多いのではないでしょうか。

 

いじめを自覚した時のココロの持ちようについて、一緒に考えてみましょう。

 

いじめられているあなたへエントリー一覧

最初に誰に相談すべきか?
「自分が受けているのはいじめではないだろうか?」…そう思った時、最初に誰に相談するのが良いのでしょうか。“相談したい”というレベルでなくとも、誰かに話を聞いて欲しい、心の中のもやもやしたものを吐いてしまいたいと思う気持ちになることはあるでしょう。そんな時、いきなり学校の友達や先生に相談するのは避けたほうが良いかもしれません。ちょっと嫌な言い方になってしまいますが、どんなに信頼のおける友達であっても、その人が本当に自分の味方とは限りません。やはり人間ですから多少は好奇の目で見てしまうでしょうし、ひ...
敵を知り、己を知れば怖くない
『孫子』という書物があるのをご存知でしょうか?高校の漢文の授業で取り上げられることも多いようですが、これは、中国春秋時代に活躍した思想家、孫武が残した兵法書です。兵法書…つまり、どうすれば戦いに勝てるのか、なぜ負けてしまうのか、“戦い”のテクニックや思想についてまとめてあるわけです。戦いの勝敗は天にゆだねるしかないという考え方が主流だった当時、「勝ち」「負け」の理由について分析したこの書は非常に画期的なものだったようです。さて、この『孫子』には、次のような有名な言葉があります。いじめっこへの対処...
「学校に行きたくない」と思ったら…
執拗ないじめ行為を受け続けていれば、やがて、「もう学校には行きたくない」と思うタイミングが出てくるでしょう。2011年の文科省の調査によれば、全国で2,000人を超える児童や生徒たちがいじめを理由に不登校に陥っています。勉強が嫌いなわけではない、部活も本当は続けたい。でも、いじめがある限り、学校には行きたくない…。自分には非がないわけですから、なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか周りの人間や自分の運命を恨めしく思うこともあるでしょう。親にも、学校の先生にも会いたくないと思うほど心が閉じて...
「いじめられている自分」の捉え方
赤の他人から、「バカ」だの「クズ」だの「死ね」だのと言われ続け、陰湿ないじめ行為を受け続けていれば、誰だって気が滅入ってきます。「自分の性格が暗いからなんだろうか?」「もっと面白い人間だったらいじめに遭わなかったんだろうか」「いじめられるのは自分の性格が問題なんだろうか」…と、自分に問題があるのではないかという捉え方をして、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。思春期の頃には、そこで「よし!自分を変えよう」と一念発起することもありますが、果たして人間の性格はそう簡単に変えられるものなのでしょうか。お...
いじめに関する本  
講談社現代新書 798円そもそも、いじめとはなぜ起きるのでしょう?…そんな基本的な疑問について応えてくれるのが、コチラの本。この本を読むと、「いじめって、結構、システマチックなのね」…と実感するでしょう。なんだかんだ言っても、いじめっこは集団の中にいるからいじめっこなのです。誰かと一緒だから、強気でいられるだけなのです。筆者は、「弱い犬ほどよく吠えるという言葉」を、妙に実感させられましたね。とにかく、図解や実例が多いのが、この本のおススメポイント♪学校関係者や子供のいじめに悩む保護者の方はもちろ...
いじめられたら空を見よう
筆者は子供の頃、思っていました。「大人になれば狭い・ちっぽけな人間関係で悩むことなんてもうないんだろう」と。人間関係がどうしても我慢できなければ転職してしまえば良いわけだし、会社は学校の教室と違ってドライだから、無理に他人に合わせる必要もないのだろうと。それに、「大人は子供みたいには傷つかないのだろう」…という妙な思い込みもありました。でも、実際は、いくつになっても人間関係の悩みはついて回りますよね。大人の世界にも面倒な人間関係のいざこざは存在していますし、いじめだってあります。傷つく時には、「...
いじめ事件の代表的な判例
いじめを苦に中学生が自らの命を断つという痛ましい事件が相次いでいる昨今。メディアの報道でいじめ問題がクローズアップされている感もありますが、実際にはいじめは今に始まった問題ではありません。すでに、裁判沙汰になっているケースも少なくないのです。いじめ裁判の代表的な判例としては、次のような例があります。☆1886年2月 東京都中野区区立富士見中学校中学2年男子生徒が、いじめを苦に自殺。調査の結果、「葬式ごっこ」などが行われていたことが判明し、しかも教師4人もそのいじめに加担していたことが発覚。保護者...
いじめ体験を共有するコミュニティ 
いじめの問題は、なかなか人には相談しづらいものですよね。友達に相談しようにも、どこで誰と誰がつながっているかわかりませんから誰を信用して良いかわかりませんし、教師や親に相談して大ごとにされるのも困ります。最近は、週に何回かスクールカウンセラーが勤務している学校も多いようですが、相談に行くところを誰かに目撃されるとちょっと気まずい…。そんな時は、学校や家族と全く関係のない第三者に相談するのがベスト!さらに、いじめの辛さを共有できる相手であればなおさらGOODです。そこでおススメなのが、いじめ体験を...
いじめられた経験を持つ有名人
いじめを苦にした自殺事件が相次いでいる昨今、自らの“いじめられ体験”をカミングアウトする有名人も増えています。「えっ、あんな人気アイドルでもそんな目に遭うんだ…ホントに!?」と、思わず疑ってしまうような話も…。例えば、ドラマに映画にと活躍中の小栗旬さん。中学校時代、机の中に大量のゴミを入れられたり、机や椅子を隠されたりといったいじめ被害に遭っていたのだとか。かばんがトイレで水浸しになっていたこともあったといいますから、結構、壮絶ないじめ体験ですよね。今の姿からは想像できませんが、当時、いじめがき...
戦わずして勝つのが最善
いじめは、一種の戦い。あまりに凄惨ないじめが続いて精神的に疲弊している被害者には「頑張れ」「戦え」などとはとても言えませんが、このサイトを読んでいるということは、まだ戦える余力があるということでしょう。それならば、少しでも状況を自分に有利にするために考え方や行動を変えてみるのも一つの手です。いかにしていじめと戦うべきか、どう考えれば精神的に楽になれるのか…。「自分は、まだ、戦える」と思えるうちにぜひ身につけていただきたいのが、中国春秋時代の軍師、孫武が説いた兵法。著書『孫子』に記されている考え方...
大勢の敵とは戦わない!
『兵法』と言うと、ともすれば好戦的な内容の書物を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、『孫子』に関していえば、全くそのようなことはありません。むしろ、逆だと言っても過言ではないでしょう。「うまく逃げること」「戦わないこと」も、賢い戦い方の一つなのです。孫武は、言っています。「大勢の敵とは戦うな」、と。少勢の軍が強気で大軍に挑んだとしても、結局は捕虜になるだけのことなのです。(もちろん、例外もありますが)戦力が多いということは、それだけで心理的に相手を圧倒することができます。しかし、いじめの問題に...
正しい戦略でいじめを寄せ付けない!
幼い頃から私たちは、何事につけても「一生懸命に頑張ること」の大切さをしつこく教え込まれて成長してきました。しかし、年齢を重ねる度に身にしみて分かってくることは、汗水たらして頑張ったからといって全ての努力が報われるわけではないということ。時には、自分がどんなに努力してもどうにもならないことだってあり得ます。特にいじめの問題は、いじめの被害者がどんなに「負けずに戦おう!」「頑張ろう!」と自分を鼓舞しても、相手が自分を「気に食わない」と思えば、一方的にやられてしまう…。人の心が絡んでいる分、自分の努力...
相手を思うままに操るには?
『孫子』によれば、敵が向こうからやってくるのは“利益”に釣られてのことなのだとか。つまり、いじめ加害者がわざわざあなたをターゲットに選んでいるのは、そこに何らかの“利”があるからなのです。逆に言えば、いじめから逃れるためには、相手にとって“害”になることを示せば良いということになりますよね?世の中には、“いじめとは全く無縁だ”というタイプの人がいますが、この手の人たちは利益と害をうまく使い分けて敵を思うままに操ることができているのです。いじめ加害者にとっての“利益”とは、ざっくりと分類すると@相...
相手の弱点を突こう
古今東西、戦で勝利を収める軍というのは、個人の能力には頼らないものです。「えっ、やっぱり抜きんでた能力のある人が一人でもいる軍にはかなわないのでは?」…と思われがちですが、孫子によれば、いわゆる“名将”と呼ばれる人物は勝利を個人の能力には頼らないものなのだとか。「適材適所」という言葉があるように、戦においても、組織の敵所に適した人を配置してシステマチックに戦に当たることが勝利への近道だというわけです。それを実現するためには、自軍そして相手軍の組織の弱点や強みを全て把握しておかなければならないでし...
いじめ被害者にならないためのトリック
『孫子』によれば、戦いの本質は終始、敵をだますことにあると言っても過言ではありません。強い人は弱いフリをし、策があってもないフリをする。敵が近くに入る時は遠くにいるフリを、遠くにいる時は近くにいるフリをする。敵が利益を求めている場合には誘い出し、混乱している時はこれを狙って敵陣を襲う。敵が怒っていればさらに心を乱し、こちらを舐めているようなら、さらに油断させる。敵が休もうとしていれば、不意をついて疲れさせる。敵が団結している時は、仲たがいを起こさせる。…このように、敵を勘違いさせて油断させるよう...
情報の重要性を認識せよ
ある一定の時間、目隠しをして過ごしてみたことはあるでしょうか?聴覚や嗅覚が頼りになるとはいえ、視覚が遮られると私たちの行動はたちまち制限されてしまいます。それだけ、普段から視覚に頼る生活をしているということですよね。情報がない状態での戦いというのは、この感覚によく似ています。敵や自軍について“わからないこと”があるという状態は、いわば目隠しをした状態で戦いを強いられているようなもの。どこから敵がやってくるかもわからなければ、自分の軍の配置がどうなっているのかを目で見て確認することもできません。そ...
敵の大切なものを握る
どんなに周りから恐れられている人にも、弱点は必ずあるものです。そして、その弱点が“大切なもの”であるケースも多いもの。家族、恋人、ペット、友達…。この“大切なもの”を握って相手を意のままに操ってしまおうというのも、賢い戦略の一つ。大切なものの命を握られてしまっては、相手も思うように手出しできませんからね。犯罪で“人質”をとるケースが多いのも、実は戦略の一つなのです。『孫子』にも、この戦略に関連した次のような記述があります。「相手の機先を制して“敵が大切にしているもの”を奪えば、彼らはこちらの思い...
幼なじみがいじめに遭っていたら
いじめに遭っている時は、自分以外の誰もかれもが「敵」みたいに思えるもの。「コイツも、結局はいじめ集団の仲間なんじゃないか」「優しいフリして、本当は自分をはめようとしているだけなんじゃないか」…と、疑心暗鬼になってしまうものです。そんな時、幼い頃から付き合いのある幼なじみは、心の救いになるハズ。筆者も、小学校の一時期、同じクラスの女子に無視をされていた時期がありましたが、幼なじみだけはいつもと変わらず普通に接してくれました。(もっとも、その子は他のクラスだったので、実害がなかったからなのかもしれま...
メンタリズムをいじめ解決に生かそう
みなさんは、「メンタリズム」という言葉をご存知でしょうか?メンタリズムとは、ざっくりとした表現をすると、「心理学を中心に、運動力学、催眠、読筋術、観察眼、話法など多くの理論やトリック、ギミックを織り交ぜたテクニック」メンタリストDaiGoさんの言葉を借りれば、メンタリズムは、「人種や性別、年齢を超えて“人間であれば誰でも持っている特性や習性を頭に入れ、それを日常生活に持ちこんで相手を操作するテクニック」…なのだそうです。要するに、相手のしぐさや言葉から相手の思っていることを読み取ったり、知らず知...
イジメ ダメ ゼッタイ
BABYMETALという集団をご存知でしょうか?いじめをテーマにした歌、「イジメ ダメ ゼッタイ」が評判になっているアイドルグループです。(少なくとも筆者は、この歌を知るまでは彼女たちの存在を全く知りませんでした)BABYMETAL…かわいいんだか、ブラックなんだか、名前からはイマイチ実像をイメージすることができなかったのですが、写真を見てみて驚きました。“METAL”というグループ名に反して、とてもかわいらしい少女たちなのです。(平均年齢13歳!)【メンバー】SU-METAL(スゥメタル) 1...
いじめをやめさせる方法アレコレ
どうすれば、いじめから逃れられるのか?どうすれば、いじめをやめさせることができるのか…。「それが簡単に分かれば、こんなに悩んでないよ!!」という被害者の方も多いことでしょう。しかし、ネットの掲示板や口コミ、ブログでいじめ対策について検索してみると、いじめをやめさせる方法は意外とシンプルであることに気付きます。もちろん、全てのケースがここでご紹介する方法で解決できるとは限りませんが、いじめられた体験を持つ多くの人たちが同じようなことを語っていることから、これらの方法を試してみる価値はありそうです。...
いじめられたらやり返す?
「やられたら、やり返す」…この考え方の原点となっているのは、「目には目を、歯には歯を」…で知られる『ハムラビ法典』でしょう。あたかも、「やり返す」こと、「復讐する」ことを推奨しているかのように捉えている方も多いかもしれません。しかし、この言葉は、本来は聖書に照らして理解されるべきものであり、しかも、復讐を推奨しているわけではないんです。本当の意味は、「罪を犯したものは同等のものできちんと償わなければならない」ということで、「過剰な復讐はするな」という戒めの意味も込められているようです。分かりやす...
いじめの復讐。代表的な事件
いじめの復讐を目的とした殺人事件や傷害事件は、調べてみるとかなり多く発生しています。実際に殺害してしまった事件ばかりではなく、未遂も多いようですね…。復讐をすることの是非については、立場によって様々な意見があると思いますが、これだけ復讐事件が多いことを鑑みると、いじめる方にも“殺される覚悟”が必要かもしれません。それだけ、いじめられる側は精神的に追い詰められるのですから。いじめの復讐事件として、ちょっと異色な例をいくつかご紹介しましょう。一つ目は、いじめの被害者2人が、共謀して加害者1人を殺害し...
いじめ被害者の会の活動内容とは 
自分の子供がいじめの被害に遭った時、親御さんはどんな気持ちになるのでしょう。特に、自殺などでお子さんを亡くした方の気持ちは、他人には決して理解できないほどのものではないでしょうか。「相手を絶対に許さない」と憎しみを募らせる方もいれば、「二度と同じ事件を繰り返して欲しくない」と、行動を起こす方もいるでしょう。NPO法人「全国いじめ被害者の会」は、そんな様々な思いを抱えた方々の集まり。2006年10月29日に設立され、いじめ被害を受けている子供たちの保護者を中心に会員数は全国で500名を超えているの...
「葬式ごっこ」はいじめ?
2012年に世間を騒がせた事件といえば、やはり大津の中2男子いじめ事件。捜査が進むにつれて次々と驚きの事実が明らかになったわけですが、中でもショッキングだったのは、学校で「葬式ごっこ」が行われていたこと。そして、その事実を学校側が隠していたことです。学校では、被害生徒の死後に全校生徒を対象にアンケートを2回実施しましたが、県警の捜査関係者によると、市の教育委員会側はこの結果を隠ぺいしていたのだとか。教育委員会側の対応に不信感を持った警察は、異例の強制捜査に踏み切ったのです。当初、教育委員会側は、...
いじめの仕返しの是非を考える
「やられたらやり返す」という人もいれば、「やられた痛みが分かるから、あえて仕返しはしない」という人もいるでしょう。いじめの「仕返し」をすることについては、ネット上でもよく議論されていますし、人によって意見が分かれるところだと思います。筆者は、「いじめのケースによるのでは」と考えています。一時的なもので、しかも原因もハッキリしていて被害者側にもちょっと非があって。なおかつ、学校の先生も力を貸してくれるような“軽度”のいじめなら、そんなイザコザはさっさと忘れてしまったほうが良いでしょう。(この場合は...
メンタリストDaiGoもいじめられていた?
みなさん、メンタリストDaiGoさんをご存知でしょうか?2012年に入ってから、バラエティ番組などへの出演の機会も増えていましたので、一度はご覧になったことがあるのではないかと思います。“痩せた子猫”を思われるルックスで(笑)、耳には針金のようなピアス、黒をベースとしたわりとロックテイストなファッション。そんな、一見“どこにでもいそうな大学生”という風貌でありながら、周りを閉口させてしまうような超常現象を再現するパフォーマー。それが、メンタリストDaiGoさんです。彼の信条は、「全ての超常現象は...
中川翔子のいじめ体験 
“しょこたん”こと、中川翔子さんといえば、バラエティー、歌、モデル業…とマルチに活躍する才能あふれる女性というイメージ。明るいキャラクターも人気ですから、「いじめ」とは無縁のように思えてしまいます。しかし、そんな中川翔子さんも、過去にはいじめ被害者の経験があるのだとか。「遊びだったというなら同じ目にあってみろと言いたい」…などと、結構過激なコメントを自身の公式ブログで紹介しています。いじめについての記述があったのは、2012年7月17日の書き込み。いじめ事件について野田首相がコメントしたことを受...
さかなクンのいじめ体験
相次ぐいじめ事件を受けて、朝日新聞に、「いじめられている君へ」「いじめている君へ」という記事が掲載されるようになりました。これは、各界の著名人たちが、いじめを受けている被害者やいじめを行っている加害者に対してメッセージを発信するというもの。2006年12月2日掲載分で登場したのが、あの「さかなクン」です!さかなクンは、中学1年の時、“無視”といういじめを受けていたのだそうです。その当時のことを振り返り、大好きな魚の世界に例えて次のように表現しています。(以下、朝日新聞に掲載されていた内容をざっく...