いじめゼロを目指して

いじめ相談ダイヤル

本当に悩んでいる時、身近な人であればあるほど相談できないものですよね。

 

例えば、いじめ問題の悩み。
学校の先生や親に言うと大げさに騒がれそうだし、かといって、
100%自分の味方になってくれる友達もいない…。

 

そんな時にぜひ思い出して欲しいのが、
24時間受付の「24時間いじめ相談ダイヤル」です。
これは、誰にもいじめの悩みを打ち明けることができない児童生徒のための
緊急相談機関。
相次ぐいじめ事件を受けて、2005年に解説された機関です。

 

24時間、全国どこでも、「0570−0−78310(なやみいおう)」に電話をかければ、
最寄りの教育相談所や教育センターといった
相談機関につながる仕組みになっています。

 

こうした“万が一のシェルター”を知っているか知らないかで
心の負担は大きく違ってくるもの。
いじめられている・いないに関わらず、保護者のみなさんは
この番号をお子さんに知らせておくと良いでしょう。

教育相談所(室)、教育センター

いじめ問題がもはや学校レベルでは解決できず、
被害者の精神的なダメージもかなり大きい場合には、
教育相談所に相談しましょう。

 

教育相談所や教育センターは、児童生徒本人、保護者、教職員の全ての立場から
相談を受け付けてくれる相談機関です。

 

場合によっては、教育委員会に働きかけてもらうこともできますので、
本当にイザという時には非常に頼りになる存在。

 

来所対応以外にも、電話やメールでも随時相談を受け付けていますので、
困った時はお近くの教育相談機関に問い合わせてみると良いでしょう。

児童相談所

「教育相談所と何が違うの?」…と思われる方も多いかもしれませんね。
児童相談所とは、児童福祉法に基づいて
各都道府県と政令指定都市に1か所ずつ設置されている相談機関のことです。
家庭や学校、警察などから持ち込まれる児童に関するあらゆる相談に応じます。

 

児童相談所には、精神衛生の知識を持った医師や、児童福祉士、
大学で心理学を専攻した児童心理司など、専門的な知識を持った職員が置かれており、
子供が置かれた状況に応じて多岐に渡る支援を行っています。

 

カウンセリングや心理治療なども行っていますので、
万が一の時に助けを求める相談機関として連絡先を調べておくと良いでしょう。

警察

悪質ないじめの場合、恐喝や窃盗、傷害といった刑事事件に発展する場合もあります。
そのような可能性があるケースで頼りになる相談機関としては、
警察の少年課が挙げられます。

 

また、最近では、退職後の元警察官が「スクールサポーター」として
学校に常駐しているところもあります。

 

群馬県の教育委員会では「生徒指導担当嘱託員」という制度があり、
高崎市内では元警察官を含む6人の方が活動しているのだとか。
問題行動が多い生徒の情報は県警に随時連絡され、
深刻化する前に警察から指導してもらうという仕組みができているようです。

 

これは、生徒側もビビりますよね(笑)。いじめ予防には効果抜群の方法!
全国的にも、こうした取り組みが横展開され、
「警察もいじめ相談機関の一つ」という考え方が定着すると良いですよね。

 

参考:
読売新聞 『いじめと向き合う6』 2012年10月26日朝刊

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