いじめゼロを目指して

子供だってストレスは溜まる!

「子供は毎日楽しくて良いわね」
…自分の子供たちに対して、何気なくそんな言葉をかけてはいないでしょうか?

 

子供だから、仕事をしていないから、お金のことを心配しなくて良いから…
だからといって子供がストレスを感じていないわけではありません。
例えば、家庭内の人間関係、学校での人間関係、勉強のこと、
塾や習い事のこと…
子供たちなりに、色んなストレスを抱えているのです。

 

大人ならば、ストレスが溜まったらお酒を飲みに行ったり、
好きな物を思いっきり買ったり、趣味を始めたり…と、いくらでも逃げ道があるでしょう。
(時間とお金の余裕があれば、の話ですが…苦笑)

 

しかし、経済的な自由がない子供たちは、そうもいきません。
不安や心配、怒り、イライラ、ストレスからくる体調不良
…そうったものを一人で抱えているケースが多いのです。

 

慢性的にこうしたストレスを感じ続けていると、
それがいじめという形で発散されることも少なくありません。

ストレス・マネジメントdeいじめ予防

誰でも経験があると思いますが、ストレスは人の“物事の捉え方”“考え方”に
多かれ少なかれ影響を与えます。
いつもならば笑って済ませられることが許せなかったり、
取るに足らない些細なことをいつまでも気にし過ぎてしまったり。

 

結果的に、これが“いじめ”という形で他者に向かってしまうこともあります。

 

そのような事態を避けるためにも、子供の頃から
ストレスとうまくつきあうトレーニングをしておく必要があります。

 

ストレス・マネジメントとは、読んで字のごとく、ストレスを自分で管理すること。
自分が何に対してストレスを感じているのか、そのストレスの正体を知り、
そのストレスをどうすれば良い形で消化できるのかを考えて
ストレスとうまく付き合っていくための方法を学びます。

 

★考え方を変えよう★
ストレスを感じやすい人は、何か悪いことが発生した時に、
「どうして自分だけこんな目に遭うんだろう」「なんで自分ばっかり…」と、
過度にネガティブに考えてしまいがちです。
この考え方自体が、ますますストレス反応を強くさせ、
「アイツは運が良くて羨ましいな」「なんてアイツは…」と他者への妬みを生み出し、
結果としていじめにつながるということも考えられます。
ストレス・マネジメントでは、この“ネガティブな捉え方”にアプローチし、
少しでもポジティブな捉え方ができるようにトレーニングしていきます。
(例:「今日はたまたまツイてなかっただけだ」)

 

 

★ストレスへの対処法を学ぼう★
ストレスを感じやすい場面のNO1といえば、やはり対人関係ではないでしょうか。
それは、大人であっても子供であっても同じことです。
ストレスを感じた時、
「あ〜!イライラするッ」という感情や衝動に任せて行動してしまうと、
その攻撃性が他者に向かって“いじめ”につながるかもしれません。
しかし、そこで一呼吸置いて冷静に自分自身の内面と向き合うことができれば、
他者を巻き込むことはないハズです。

 

相手との関係の中でストレスを感じた場合でも、
「どうすればお互いに納得できるんだろう」
「どういう風に伝えれば、分かってもらえるんだろう」
と、立ち止まって考えることが大切です。
このような対処法を身につけることをソーシャル・スキル・トレーニング(SST)といい、
いじめ予防教育の現場でも広く採用されるようになりつつあります。

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