いじめゼロを目指して

女子特有の“攻撃性”

男の友情と女の友情は違う。
…コレ、世代を超えてささやかれている説ですよね。

 

異性の友情は経験できないものですのでなんとも言えませんが、
経験上、女子の友情は少々複雑なもののような気がします。

 

実際、「友情があるが故に相手を傷つけたくなる」という、
ちょっとひねくれた攻撃性が女子にはあるようです。

 

テキサス州立大学ダラス校の
マリオン・K. アンダーウッド博士らが行った研究によれば、
仲間達から拒否されがちで、孤独や鬱、不安を訴える傾向が強い女子は、
友達に対して攻撃的な行動をとりやすい傾向にあるのだそうです。

 

その“攻撃的な行動”とは、具体的には、言葉による仲間外れ、
友情を軸にして悪意のある噂を流したり…などの、いわゆる“いじめ”。
しかも、陰湿な“精神的”いじめです。

 

そんな風に友達に攻撃性を向けてしまうのは、
男子に比べて女子のほうが、「友情」にこだわる傾向があるから。
筆者の感覚から言うと、女子の場合、
友情を“大切にする”というよりは、“こだわり”が強いんですよね。

 

友達が自分をどう思っているのか、
自分はそのグループでどういう位置づけなのか、
女子は友達の目を気にしてしまいます。
自分の価値観をどこかに置き忘れて、
友達グループの価値観に振り回されている女子が多い印象ですね。

リーダー格の存在が“ガン”?

女子のいじめの場合、いわゆる“リーダー”的な存在の子の
「好き」「嫌い」がターゲットを決める基準になっている場合が多いようです。
リーダーのお気に入りは彼女の取り巻きとなり、
気に入らない子を仲間に入れずにしたり、わざと聞こえるように悪口を言ったり。

 

その根本にあるのは、「グループ意識」
女子は、小学生の頃からグループで行動したがる傾向があり、
同じグループの子はいつも一緒。
持ち物もお揃いだったり、トイレに行くタイミングも一緒だったりします。

 

そして、このグループからはじかれてしまったが最後、
その子は一人になってしまうことが多いのです。
こうした女子集団にありがちないじめの内容としては…

 

●とにかく無視。その子がいないかのように振る舞う。
●「ウザい」「キモイ」「死ね」と、わざと聞こえるように言う
●いじめターゲットに関して、根も葉もない噂を流す(最近はネットも利用)
●修学旅行の班決めの時など、わざとターゲットが一人になるよう根回しする
●恥ずかしい格好の写真や動画をバラまく

 

男子のような“肉体的な暴力”こそないものの、
精神的にはかなり追いつめられる行為ばかりです。

 

特に、「存在を否定する」というのが特徴的ですね。
人は、「自分は自分であっていい」「自分は他者にも認められている」
という“自己肯定感”がなければ不安に押しつぶされてしまいます。

 

女子のいじめは、この自己肯定感を徹底的に踏みつぶしてしまうのです。

女子のいじめにはどう対処するべき?

既にご紹介した通り、女子のいじめは集団で行われることが多いのが特徴的。
リーダー格がターゲットの悪口を言い始めると、
周りの女子たちも同調して悪口を言い始め、
それがどんどん広がっていきます。

 

不思議なもので、自分としてはターゲットに対して
何の感情も持っていなかったとしても、
そのような連鎖反応が起こると、
その子の嫌な部分が目につくようになってきたり…。

 

あくまでも心理的な連鎖反応ですので、
「本当にいじめのターゲットに何か問題があるのか?」といえば
決してそうではないケースのほうが圧倒的に多いのですが。

 

このような女子のいじめの対処法として望ましいのは、

 

@いちいち反応しないこと
A相手にしないこと
Bたまには爆発してみること

 

…この3つではないでしょうか。

 

そもそも、いじめられて泣いたり、萎縮したりすると、
その反応自体がいじめ加害者を興奮させます。
人が弱っているのを見ると、面白いのです。
ですから、被害者側が、
何をされても・言われてもへこたれない、動じないようになれば、
物足りなさを感じて「な〜んだ、つまんない」と思うでしょう。

 

また、思い切って“プッツン”してみるのも手です。
いきなりキレてハサミを振り回すとか(笑)、大声でわめいて殴りかかるとか
そのくらい極端な反応をすれば、相手はビビってもういじめてきません。
(コレは筆者自身も何度も目撃し、その有効性を確認しています)

 

しかし、何より大切なことは、

 

☆いじめられても堂々としていること
☆凛としていること
☆自分自身は誰に対しても常に親切に・誠実であること

 

自分自身の芯がブレなければ、いじめにはゼッタイに負けません!!

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